エコーの対処は、全員の設定を同時に変えることから始めないでください。何が繰り返されるかを聞き分け、友達1人に短い確認を手伝ってもらいます。自分の声が戻ってくる人と、音を送り返している端末の持ち主が同じとは限りません。
映画のセリフが二重になる場合と、マイクの声が反響する場合では確認する場所が違います。まず動画を止め、会話だけで試しましょう。
何が繰り返されているか確認
| 聞こえる症状 | 最初に確かめること |
|---|---|
| 自分の言葉が少し遅れて戻る | ほかの人のスピーカー音がマイクに入っていないか。 |
| 映画のセリフが少しずれて2回鳴る | 別の端末やタブでも再生していないか、マイクが拾っていないか。 |
| 近くの2台が参加すると高い音が出る | 2組のスピーカーとマイクが互いの音を拾っていないか。 |
| 言葉は繰り返さないが声が響く | 実際の部屋の壁や机の反射をマイクが拾っていないか。 |
これは原因を探す出発点で、症状だけで確定する診断ではありません。ブラウザやOSを変更する前に、同じ短い言葉で再現を確かめます。
まずマイクを1人ずつ試す
- 共有動画を一時停止します。
- 話す人以外のマイクをすべて切ります。
- 短い言葉を話し、数秒待ちます。
- 参加者1人のマイクを戻して同じ確認をします。
- 1人ずつ繰り返し、エコーが戻る条件を見つけます。
あるマイクを開いた直後にエコーが出るなら、その人の音声出力を確認します。イヤホンを接続していても、OSがモニターやパソコンのスピーカーを使っている場合があります。出力先を実際に切り替えて再確認してください。
イヤホンを使えない場合はスピーカーを小さくし、マイクとの距離を取り、話していない間はマイクを切ります。Googleの通話品質ガイドも、このような音響エコーの対策を紹介しています。声が部屋に響くだけなら、マイクへ近づき、机や壁からの反射を減らすことも試せます。
端末とブラウザタブの重複を確認
スマホで映像を見てパソコンで話すことはできますが、同じ場所で両方からルームの音を出すと回り込みが起きます。
- 別ブラウザも含め、余分なSHareルームを閉じます。
- 2台目が表示用なら、そのマイクとスピーカーを切ります。
- 同じメンバーの音声を流している別の通話アプリを止めます。
- ゲストが共有映像と同じ動画を手元でも再生していないか確認します。
まず1人1台で正常に戻し、必要な場合だけ2台目を追加しましょう。映画の音量を下げるだけでは、二重につながった再生経路は消えません。
映画の音だけ二重になる場合
動画を止め、共有する人のマイクを切り、短い部分を再生します。二重音声が消えたなら、マイクが手元の再生音を拾っていた可能性があります。共有音のトラックはそのままに、ホストがイヤホンを使ってください。
全員のマイクを切っても二重なら、一度共有を止めて共有元を確認します。SHareのルーム自身ではなく、動画のタブを選びます。すでに相手の声を再生しているルームを共有すると、その音を再び送ってしまいます。ほかの動画タブやプレイヤーも閉じてください。
SHareは混合システム音声を除外する設定で画面共有を要求します。対応するタブやウィンドウ音声はブラウザ次第なので、選択した共有元も確認が必要です。この設定でも、実際のマイクが大きなスピーカー音を拾うことは防げません。MDNの画面取り込み資料でブラウザの共有元を確認できます。
エコー除去でできること、できないこと
SHareはマイク音声にエコー除去を要求し、ブラウザが入力へ回り込む再生音を減らそうとします。すべての端末や音量で解決する保証ではありません。MDNのエコー除去の説明でも、対応するブラウザに依存する音声取り込みの設定として紹介されています。
映画モードでは、音楽やセリフを保つため共有コンテンツの音声をなるべくそのまま送ります。二重の映画音を大きくして直そうとせず、余分なマイクや再生元を取り除いてから快適な音量へ調整してください。
最後にすっきり確認
イヤホンを使い、重複タブを閉じたら、声が遅れて戻らないこと、マイクを切った状態で共有音が1回だけ鳴ること、マイクを戻しても会話が明瞭なことを順に確認します。判定はホスト側だけでなく、ゲストにしてもらいましょう。
残る問題は端末、ブラウザ、共有元、再発する操作を記録します。「パソコンのマイクを開くと戻る」という情報は、「音が変」という説明より調べやすくなります。映画会のチェックリスト、ダウンロードなしの設定手順、画面共有の音声ガイドもご利用ください。
初めての会はSHareの視聴ルームから始められます。